街の鍵屋さんにお世話になった思い出

3月 18th, 2013

私は学生時代、街の鍵屋さんにお世話になったことがあります。もう10年以上も前ですが、その頃の車はキーレスエントリーも少なく、直接鍵を掛けるものが大半でした。地方に遊びに出かけたある日、私は車の中に鍵を置いたまま車に鍵を掛けてしまったのです。そんな事も気づかずに夜になり車に戻って初めて気づいた時、私は相当焦りました。車のディーラーも、もう営業を終えているし、鍵が車の中ではどうにもなりません。ガソリンスタンドに駆けつけ、店員さんに開けてもらおうとしました。店員さんは一生懸命鍵を開けようとしましたが、店員さんの技術では開きません。頼る場所もなく、途方に暮れる中、ふと頭をよぎったのが街で見かけた事のある鍵屋さんの営業車です。鍵屋さんなら開けてくれると思い、鍵屋さんを探すことにしました。今のように携帯電話ですぐに検索できるような時代ではありませんでしたので、近くの家の電話帳をお借りして近くの鍵屋さんを探すことにしました。電話すると鍵屋さんはすぐに向かってくれると応えてくれました。電話して10分程で鍵屋さんは営業車で来てくれました。そして車を見て、工具を取り出し、1分もかからずに簡単に開けてくれました。その時は本当に鍵屋さんは凄いと感じたものです。車を運転していて、鍵屋さんの営業車を見かけると、今でのお世話になったことを思い出します。今では車はキーレスエントリーになり、私のような車内の鍵忘れは少なくなったでしょうが、鍵屋さんの需要はまだまだあります。仕事の場面では情報保護の視点から鍵を掛ける場所が増えました。家庭でも鍵の紛失や鍵の不足、安全を考えた鍵の交換や鍵の増設などにも鍵屋さんは大活躍です。普通の人では閉まった鍵をあけることはできません。鍵を開けるのは鍵屋さんにしかできません。その技術と専門性、そして電話を掛けるとすぐに駆けつけてくれる便利さにより、これからも鍵屋さんの需要は増えていくでしょう。


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