鍵屋になるまでの道のり

3月 18th, 2013

鍵の歴史はとても古く、紀元前2000年頃のエジプトに木製の鍵が存在していました。それ以前は紐が鍵の代わりで、複雑な結び方をして使っていました。日本で最古だった鍵は650年頃のものです。今では鍵屋という職業があり、紛失したり、故障、鍵自体が折れてしまったりなど鍵のトラブルを迅速に解決する鍵のプロとして活躍しています。特に欧米ではセキュリティーのプロとして鍵屋は社会的地位を認められています。鍵屋は家や車、金庫、スーツケースなど様々なものの鍵を扱います。万が一、鍵をなくした時には鍵を開けたり、交換したりしますし、鍵が壊れてしまった時には修理をするのが仕事です。いつでも簡単に開けられるものばかりではありませんので、どうしてもという時には鍵を壊します。そして、鍵の周りを傷つけないために知識を総動員して対応します。お店によっては24時間体制ということもあります。鍵屋になるには鍵を扱っているお店などに就職するか鍵屋になるための学校へ通って卒業する必要があります。そうして経験と技術を積むのです。約半年から1年ほどあれば、ある程度の仕事をできるようになります。鍵屋の公式資格はありませんが、各団体が定めた資格は存在しており、鍵屋になるための講座や試験があって、取得後には就職先を斡旋してもらえることがあり、鍵屋になりたい場合はこういう順序ですすめるのもおすすめです。しかし日々セキュリティーを厳しくするために新しい鍵の開発がされていたりもするのでそのための勉強をすることがとても大事です。鍵屋になって依頼を受け、仕事をこなして得られる収入は1回につき、大体1万円から2万円です。出張料や技術料にあたります。鍵屋になるメリットは1回する仕事の収入が高いこと、また短期間で一人前になれる可能性が高いことです。簡単な錠前を開ける技術は1日でも覚えられますと言われていますが、知識が多ければ多いほどできる仕事は増えるので、やはりいろんな情報を幅広く知っておくことも重要になります。


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